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和紙職人の現状

こんちには!はじめまして!

共生プロジェクトの小森です。

今回は"和紙職人の現状"について、紹介していきます。



現在、和紙の需要はどれくらいあるのでしょうか?


古き良き日本の伝統や文化に携わる職人の人口が減少しているという事実は、みなさんご存知だと思います。和紙もその例外ではありません。



高度成長をきっかけに、西洋化が進んだ結果、和紙の需要は年々縮小していきました。

経済産業省の統計によると、2012年の全国の和紙の出荷額は21億5900万円。なんと10年前の約半分にまで落ち込みました。


和紙職人の数もこの傾向を辿っています。この10年間におよそ40%も減少しました。

2012年には全国でわずか620人余りです。


高齢化や後継者難などが原因として最初に考えられますが、他の原因も挙げられます。それは、家族単位での小規模経営が流通や営業や販売に不利であることです。


時代の流行に敏感な私たち若者がこの不利さを解消したい!というのがこの共生プロジェクトでもあります。



さらに、平成26年度にユネスコ無形文化遺産に登録され、手すき紙の輸出量は10年間で倍増するなど、国内外での和紙への注目度は高まっています。



和紙の特徴の一つである"丈夫さ"。

この丈夫さを築き上げるためには、一つ一つの工程で手間隙をかけた職人の技が光ります。


和紙は古来からの製法をほぼ変えずに製法されます。その裏には和紙職人たちの、伝統工芸に対する"想い"と"こだわり"が受け継がれています。



この"想い"と"こだわり"によって実際に作られた工芸品を、日本人である私たちが知らずしていかがなものか。

私たちがまずその良さ感じ、私たちがまず誇りに思うこと。これが、この問題を解決させる第一歩だと信じます。

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